Greeting代表あいさつ
令和5年11月17日開催の理事会におきまして松浦前理事長が勇退され、後任として、社会福祉法人 玉祉会 新理事長に就任いたしました。
私は、香川県庁に勤務し、環境森林部長を最後に退職し、その後香川県社会福祉協議会常務理事、香川県市町村振興協会常務理事などをつとめ現在に至っていましたが、この程、新たに社会福祉法人の運営と経営に携わることとなりました。
社会福祉法人 玉祉会は、昭和33年1月に社会福祉法人 清水園として厚生省の認可を頂き、同年12月1日よりお年玉付き年賀はがきの集中配分を受けて、香川県と坂出市を中心に社会福祉法人として建設された救護施設 清水園の運営を行なってまいりました。
当初100人定員の救護施設として事業を開始し、昭和44年4月1日からは定員150名に事業を拡大しました。その後、平成5年1月には寮棟の大規模改築を行い、平成27年春には松浦前理事長のもと、食堂、医務室、大ホール等の機能を有する管理棟を改築し現在に至っています。
私は就任に際し、「清水園の理念」である、
1.「清水園」は地域と連携し、愛される施設を目指します。
2.「清水園」は利用者に感謝される施設を目指すとともに、障がい者に対し愛情をもって接します。
3.「清水園」は人間の尊厳を尊重し、利用者の心身の健やかな育成を図ります。
の3本柱の考え方に沿って、運営を進めていこうと考えており、これまで前理事長の元で進めて参りました「地域と共に歩む。」という経営理念を大切にしていこうと考えております。
新型コロナウイルスの感染拡大は救護施設の事業にも大きな影響を及ぼしていますが、清水園では利用者や職員の健康と安全確保を最優先に、感染防止の取り組みを行っています。一日も早く事態が収束し、誰もが以前の生活に戻れることを願うばかりです。
この度、微力ではありますが理事長として伝統ある玉祉会を引き継ぐことになりました。
今後とも皆様方の変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げ、就任のご挨拶とさせていただきます。
社会福祉法人 玉祉会 理事長 瀧本 関雄
Our policy理念・基本方針
Health and hygiene保健衛生について
嘱託医を中心に、 日常の健康管理を密にし、疾病の早期発見と園内治療を主体として、早期治療に努めています。また、成人病の予防、メンタルケアを行い、心身ともに安心できる健康生活が維持できるように努めています。


実施項目 (年間を通して)
- 内科、精神科嘱託医 (週1回) 及び皮膚科医往診 (月1回) による定期的な診察及び医療機関との密接連携による疾病予防と、早期治療の実施
- 日常の健康管理と既応疾患の観察、 通院移送・治療介助及び看護の実施(看護師 4名常駐) による疾病の早期発見と早期治療の実施
- 精神面のメンタルケア、カウンセリング及び病院との連携
- 排泄困難への援助、胃腸疾患の観察と対応
- 皮膚科疾患の観察と治療処置、生活指導
- 感染性胃腸炎、感目等感染症の予防
- インフルエンザ罹患者の看護及び予防・予防接種の実施
- ADL維持と転倒リスクの軽減
- 褥瘡予防と対応
- バルンカテーテル、ストマのトラブル対応
- 嚥下障害、誤燕の防止
- 肺炎球菌予防接種の実施
- その他必要事項について、迅速な対応を実施